活動日誌・情報提供

恵みに感謝・農に親しむ

2016/10/31

収穫時、園児やかかしたちと記念撮影する山田さん(前列左)

 

恵みに感謝・農に親しむ

園児に農業教え18年

古代米で田んぼアート

南相馬市へ古代米贈る

 

七尾市農業委員会の山田重隆会長職務代理は、数種類の古代米を使って田んぼに絵を描き、園児たちに農業を教えて18年目を迎えた。種まき、田植え、草取り、稲刈り、はさ干し、足踏み脱穀、もちつき、お食事会の行事を早乙女会の協力を得て今年も実施する。

収穫前には高所作業車を自費で調達し、田んぼに浮かびあがった絵を高所から園児に見せている。収穫された古代米は地元のみならず、東日本大震災の被災地である南相馬市教育委員会へ毎年送っている。

野菜がどこで採れるか園児たちに聞いたところ、スーパーと答えた子がいた。これではいけないと思ったのがきっかけだ。「恵みに感謝、農に親しむ」を今年も子どもたちに伝えていく。